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2006年10月12日
 

低消費電力技術を搭載したモバイルIPS液晶を開発

 
 
いつでもどこでも高画質のデータを提供することが可能

株式会社 日立ディスプレイズ(取締役社長:森和廣)は、このたび、携帯電話向けなどのモバイル用途として、新しい画像処理技術(RCCS)(注)を用いることで、大幅に消費電力を低減したIPS液晶を開発しました。今回のモバイルIPS液晶では、従来からのIPS-Pro技術とRCCSにより、低消費電力化を実現したことで、いつでもどこでも高画質のデータを提供することが可能となります。

現在、地上波デジタル放送などの映像コンテンツでは、中間調映像が主体となっているため、白色画面と比較し、平均輝度が低くなっています。そのため、通常、バックライトの輝度は一定であり、暗い映像画面では不要な電力を消費していることとなります。

このような状況を踏まえ、今回開発したモバイルIPS液晶では、RCCSを搭載することで、画像シーンが暗い場合、液晶への入力信号レベルを高めることにより、バックライト輝度を暗くすることが可能となり、低消費電力化を実現します。消費電力は、画像によるものの、約20%〜50%の低減を図ることが可能です。また、バックライトの輝度を低くした場合でも、画像のヒストグラムを分析することにより、最適なガンマ特性設定を行い、高画質な画像を表示します。

なお、本開発品は、2007年4月からサンプル出荷を開始する予定です。
また、10月18日から21日まで、パシフィコ横浜で開催予定のFPDインターナショナル2006にて、2.8型高精細(VGA)IPS 液晶として展示します。

(注1) RCCS(RGB Color Control System)
(株)ルネサス テクノロジが開発したバックライト制御技術をベースに、IPS液晶に最適化した技術。
 
 

本開発品のおもな仕様

 
表示サイズ 7.2cm(2.8型)
表示画素数 480(水平)×640(垂直)
表示色数 26万色
表示モード 全透過型IPS
視野角 上下左右 170°以上
 
本文ここまで





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